2009年7月22日の日食
下の図(日食図)は2009年7月22日の日食が見られる範囲を示しています。画像はNASAのホームページからダウンロードしました。
地球上を左から右へ横切る青い線の部分(皆既日食帯)で、皆既日食が観察できます。中国の上海、そして九州の少し南側を通ることがわかります。
青い線に並んで、水色の線が描かれています。この一番上の線と一番下の線の間が部分日食帯です。日本列島がすっかり部分日食帯に入っているので、日本のどこでも部分日食を観察できることがわかります。
左側の赤い範囲の中では、日の出のときに日食になっていることを意味します。同じように、右側の赤い範囲は日没のときに太陽が欠けたまま、ということを意味します。
中央近くに赤い点が2つあり、1つは皆既日食帯に重なっています。ここが最も皆既日食の時間が長く観測される場所です。小笠原諸島の近くであることがわかります(もう一つの点は太陽が頭の真上に来る場所です)。


画像はNASAのホームページからダウンロードしました。Eclipse Predictions by Fred Espenak, NASA's GSFC.
http://eclipse.gsfc.nasa.gov/SEmono/TSE2009/TSE2009fig/TSE2009globe1a.JPG



下は日本付近を拡大した日食図です。画像は国立天文台のホームページからダウンロードしました。
皆既日食が見られるのは鹿児島県のトカラ列島付近と小笠原の硫黄島付近であることがわかります。
日本全国で部分日食が見られますが、北海道よりも本州、さらに四国、南九州に行くほど部分日食の欠ける程度(食分)が大きくなります。
各地の日食の始まり、最大、終りの時刻も書かれています。



画像は国立天文台のホームページからダウンロードしました。(c)NAOJ
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/image/map-japan.jpg


ここに書かれていない場所で日食をする場合、食分や日食の時刻を調べる必要があります。
リンクのページから、より詳しい日食の情報を教えてくれるホームページに行くことも出来ます。
自分で計算してみるのも面白いと思います。


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